よくあるご質問

Q1.なぜ無農薬・無肥料なのか?

圃場に投入された化学肥料も動物性肥料も作物が吸収するだけではありません。
その多くが空気中への揮発や、土中から河川へ、そして海へと流出しています。
また、過剰な栄養は作物をメタボにして害虫を呼ぶことになるのです。
そこで農薬の出番となるわけです。
また、過剰な窒素は硝酸体窒素として人体に深刻な影響を与えるという研究報告もあります。
EUでは、出荷する野菜の硝酸体窒素の含有量に規制がありますが、日本では野放しの状態です。
私たちは農薬・化学肥料・動物性肥料などを全く使用せずに世界一安全な野菜作りを目指しています。

Q2.固定種とは?

現在、世界中で使われている種はF1種(一代交配種)です。
これらの種は出来上がる作物の大きさ・味が均一で収量も安定し、栽培期間も一定にコントロールできるように品種改良されています。しかし、その作物から得た種は同じような作物を生み出してはくれません。
それに対して固定種はそれぞれの野菜本来の姿を残しています。
栽培期間が長いにも関わらず、小ぶりで形もバラバラです。しかし、味がしっかりとして、懐かしい味がします。
私たちは敢えて固定種にこだわり続け、野菜本来の味をお届けすることに邁進しています。

Q3.なぜ耕作放棄地を利用するのか?

2015年現在、日本中には約40万haの耕作放棄地が存在します。これは滋賀県と同じくらいの大きさです。
私が就農した2011年に比べて約2万ヘクタール拡大してしまいました。 耕作放棄地は、私たち無農薬・無化学肥料の農家にとって宝の山です。
そこには残留農薬・残留化学肥料などの心配がなく、放置された期間に育まれた生物多様性が残っているからです。
土作りとは人間が行う行為よりも、微生物や植物などが行う活動に頼る部分が大きいのです。
私たちは耕作放棄地を開拓し、畑として再生することで成り立っている農家なのです。

Q4.「ひより農園」のスタッフとは?

私たちは農家出身者ではありません。就農したのも35歳以降です。農業に対して全く先入観がなかったので、農業界の非常識である「自然栽培」に取り組むことが出来たのかもしれません。
毎日が新しい発見であり、失敗の連続です。今年の失敗を取り戻すのに一年間の反省期間が必要です。焦りもあります。不安もあります。
私たちは自分と仲間を信じて「中高年の再出発」として選んだこの道を全力で歩んで行きます。